全国の都道府県の独自の県民性などを紹介する人気番組の「秘密のケンミンSHOW」。
そんな秘密のケンミンSHOWですが、番組内でやらせがあったのではと話題になっています。
今後BPO審議入りの可能性もあるのか気になるところです。
そこで今回は、
- 秘密のケンミンSHOWがやらせ?
- 捏造疑惑でBPO審査入りの可能性は?
主にこの2つについて迫っていきます。
それでは早速本題に入りましょう!
秘密のケンミンSHOWがやらせ?

都道府県の独特の習慣や県民性などを紹介する人気番組の「秘密のケンミンSHOW」。
そんな秘密のケンミンSHOWですが、やらせがあったのではないか、と話題になっています。
問題となったのは、2023年1月12日の放送回。
街頭インタビューを行った男女を京夫婦と表現したのですが、実際には夫婦ではなく、女性は兵庫県出身であったことがわかり、番組側は確認を怠ったとして謝罪しました。
ホームページに掲載された謝罪文はこちらです。

この京夫婦の件についてやらせではないかという声がネットでも上がっていました。
ケンミンショーの夫婦の件、ってゆーかケンミンショーなんてほとんどがやらせなんじゃないの??インタビュー受ける人大体わざとらしいんだがw
— 壺 (@tsuboya_75) January 16, 2023
実際のところ、秘密のケンミンSHOWはやらせだったのでしょうか?
調べたところ、ヤラセという明確な証拠は見つかりませんでした。
ただ、普通に考えれば、男女をインタビューする際に、「ご夫婦ですか?」と2人の関係や出身を確認してもおかしくありません。
そのため可能性として考えられるのは、次の3つがあります。
- 本当に確認をしなかった
- 京夫婦は番組が用意したエキストラだった
- 確認したが番組の都合で捏造した
まず、番組側の謝罪のとおり本当に確認しなかった可能性があります。
制作側が、確認せずに京都在住の夫婦だと思い込んでしまい、そのまま誰も気づかずに放送してしまったということです。
次に京夫婦は番組が用意したエキストラだった可能性も否定できません。
つまり、男女をあらかじめ用意して、京都在住の夫婦の体でインタビューに答えさせる、というやらせ演出を行った可能性です。
3つ目に、2人の関係や出身を確認したにもかかわらず、番組の都合で捏造した可能性も否定できません。
京都の夫婦の映像を作りたかったのにちょうど良い映像が撮れなかったり、番組を盛り上げる演出のために、都合よく京夫婦として紹介してしまったのかもしれません。
いずれにしても、番組制作に問題があったことは間違いないと言えるでしょう。
捏造疑惑でBPO審議入りの可能性は?

ケンミンSHOWの京夫婦の問題で、BPO審議入りはあるのでしょうか?
BPOのホームページによると、BPOは
- 放送倫理を高め、番組の質の向上のために取材・制作のあり方や番組内容について審議
- 虚偽の疑いのある番組で、視聴者に著しい誤解を与えた疑いがある場合
- 視聴者の苦情に基づいて、名誉、信用、プライバシー・肖像権の侵害や放送倫理違反の疑いがある場合
- 青少年に関わる問題点を、視聴者意見や自主的判断に基づいて審議
と言ったさまざまなケースで審議をしています。
秘密のケンミンSHOWの今回の京夫婦の件では、このうち「取材・制作のあり方」や、「虚偽の疑い」、「視聴者の苦情」などが当てはまる可能性があります。
実際にBPO審議入りするかは2023年1月17日時点では不明ですが、今後視聴者からの意見が増えるなどして、何かしらの動きがあるかもしれませんね。
さいごに
今回は、秘密のケンミンSHOWでやらせがあったのかや、捏造疑惑でBPO審議入りの可能性についてお伝えしました。
実際にやらせがあったのかはわかりませんでした、可能性は否定できず、また番組制作に問題があったことは間違いありません。
今後「取材・制作のあり方」「虚偽の疑い」「視聴者の苦情」などで、BPO審議入りする可能性も考えられるでしょう。
それでは、ありがとうございました!
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